韓国のマンションに「廃家電を盗みに来た」と“素直”に供述の男性、実際は「麻薬の投げ込み」役だった
【12月04日 KOREA WAVE】韓国のワンルームマンションで窃盗を企てた30代の男性が、自ら犯行を認めた後、警察の追及により麻薬を密売していた事実が判明し、逮捕された。 大韓民国警察庁の公式YouTubeチャンネルには11月29日、「図々しい自白の裏に隠された真実は?」というタイトルの映像が公開された。 映像と光州南部警察署によると、10月21日午後8時48分ごろ、「見知らぬ男が建物内に侵入した」という通報が警察に寄せられた。 帽子を深くかぶり、ワンルームマンションの廊下をうろついていた男性を、近隣住民が不審に思い、通報した。 警察が現場に到着し、男性を取り押さえて住居侵入窃盗未遂の疑いで逮捕した。その際、男性は容疑を認める態度を示し、自ら両手を差し出したうえ、「廃家電や宅配物を盗みに来ただけだ」と供述した。 警察はその態度に不審を抱き、現場の隅に置かれていたバッグを確認した結果、黒い絶縁テープで巻かれた直径2㎝ほどの物体を計129個発見、調べた結果、麻薬(ヒロポン)であることが判明した。 男性は麻薬販売の容疑を認め、自宅からも500gの麻薬が見つかった。捜査の結果、男性は「投げ込み」方式で麻薬を配達する役割を担っていたことが明らかになった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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