メジャー最速“170キロ左腕”がレッドソックスと契約合意「1年16億円」米報道 ソトも獲得へ「引き続き注力」
パイレーツからFAとなっていたアロルディス・チャップマンがレッドソックスと1年1075万ドル(約16億3000万円)の契約に合意したと現地時間12月3日(日本時間4日)、米複数メディアが報じた。 【動画】大谷翔平が明らかに振り遅れ! チャップマンのドヤ顔奪三振シーン 『MLB公式サイト』は記事の中で「レッドソックスのクレイグ・ブレスロー編成最高責任者はこの冬、球速のあるブルペンの補強を優先課題として掲げていたが、ベテラン左腕のアロルディス・チャップマンと1年1075万ドル(約16億3000万円)で契約に合意した」と伝えており、身体検査を経て正式発表される見通しだ。 同サイトは「レッドソックスは今冬最大のFA選手であるフアン・ソトの獲得に引き続き注力しているが、ブルペンの再構築もチームにとって重要である」と記している。 レッドソックスは守護神を務めたケンリー・ジャンセンがFAとしてチームを離れることが濃厚。「レッドソックスにとって経験豊富なリリーフ投手を加えることが重要であり、チャップマンはまさにその条件に合致する」と、メジャー史上最速105.8マイル(約170.3キロ)の左腕に大きな期待をかけている。 36歳のチャップマンは通算796試合に登板して防御率2.63、55勝45敗、335セーブの成績を挙げてきた。経験豊富な左腕に加え、ヤンキースからFAのソトも獲得できるか。レッドソックスの補強から目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]