バイエルンGKノイアー、キャリア初の一発退場でチームは敗北…。ドイツ代表監督は「スタートが少し…」と名手のミスを指摘
DFBポカール(ドイツ杯)3回戦、バイエルン・ミュンヘン対バイエル・レバークーゼンの試合が現地時間3日に行われ、バイエルンが0-1の敗戦を喫した。この試合ではバイエルンに所属する元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーがキャリア初の一発退場となっている。現地メディア『SkySportsドイツ版』が名手の退場を報じていた。 【動画】ノイアーキャリア初の退場シーンがこれだ! アクシデントが発生したのは17分だった。レバークーゼンのジェレミー・フリンポンが最終ラインからのロングボールに反応すると、GKノイアーも自陣エリア内から飛び出してクリアを狙う。しかし、フリンポンが先にボールに触れると、勢いよく前に出ていたノイアーは止まることができず接触。その後、レッドカードがノイアーに提示されて一発退場となっている。 試合後にキャリア初の退場処分となったノイアーは、「フリンポンを積極的に傷つけようとしたものではない。問題は私がボールに触れることができなかったことだ。オフサイドになることを期待していた。あれは試合において決定的なものだった。チームにも謝罪している。あれは間違いだったし、自分が犯したことを受け入れなければいけない」と、レッドカードを提示されたシーンを振り返っていた。 ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、「ゴールキーパーにとっては難しい状況だった。ノイアーのスタートポジションは少し低すぎた。しかし、もし低い位置に留まれば、彼は厳しい1対1を強いられたかもしれない」と述べた上で、「(退場について)議論の余地はない。スペースのコントロールは彼の大きな強みであり、この場合は待ったほうが良かったかもしれない。ミリ単位の決断だっただろう」と、退場シーンについて分析している。 同メディアは、「ノイアーはプロサッカー選手として866試合目にして初めてレッドカードを受けた」と、名手の長いキャリアで初めての退場劇だったことを伝えていた。
フットボールチャンネル編集部