<夢咲く春―24センバツ大阪桐蔭>選手紹介/9 /大阪
◇190センチ、103キロ長打自慢 吉野颯真(そうま)内野手(1年) 190センチ、103キロと体格がメンバー一の内野手。練習試合で詰まった当たりが場外ホームランとなったこともある。「自分の持ち味は長打力。体幹トレーニングを積んだことで軸が安定した」と笑う。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 鹿児島県出身で、大阪に来た当初は「怒られているのかな」と慣れない関西弁に戸惑った。スタメンだった神宮大会でエラーした悔しさを胸に、この冬は守備の特訓を重ねた。自分らしい打撃で狙うは日本一だ。 ◇力強い球、テンポ良く 川上笈一郎(そういちろう)投手(2年) 打者の手元までパワーが落ちない力強い球を投げ込む。テンポ良く打者を押さえ込み、チームに流れを呼び込むのが目標だ。「野球は一人ではできない」との思いが強く、みんなで勝利をかみしめる時を何より楽しみにしている。 きちょうめんで、きれいに仕上がるよう私服とユニホームを分けて洗濯。将来は「芯を持った人になり、長く野球を続けたい」。試合前はスパイクの泥をしっかり落とし、グラブを数十分かけて磨く。