今季はライプツィヒにもブンデスリーガ制覇のチャンスがある? レヴァークーゼン、バイエルンなど今季も荒れそうな気配
ライプツィヒにもピースは揃っている
昨季のドイツ・ブンデスリーガは、シャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンが無敗優勝を成し遂げた。バイエルンの絶対支配にストップがかかり、今季も荒れそうな気配が漂っている。 王者レヴァークーゼンが引き続き優勝予想筆頭となるのは確実だが、簡単に連覇を果たせるわけではない。バイエルンを含め、他のチームにもチャンスはあるはずだ。中でもブンデスリーガ公式が注目チームに挙げたのは、ライプツィヒだ。 昨季4位でフィニッシュしたライプツィヒは、ブンデスリーガの準強豪チームといった立ち位置だろうか。常に上位争いには顔を出すが、優勝には届かないシーズンが続いている。ただ、今季はチャンスがあるかもしれない。 まだ移籍市場が終わったわけではないが、現段階でも戦力はまずまず揃っている。まず今夏の人気選手だったFWベンヤミン・シェシュコとの契約延長が完了し、契約は2029年までとなった。さらにパリ・サンジェルマンからFWシャビ・シモンズのレンタル移籍も延長となり、両者がチームに残ったのは大きい。 得意の若手補強も抜かりなく、ベルギーのヘンクからは22歳のGKマールテン・ファンデフート、シャルケからは注目の18歳MFアサン・ウエドラオゴを獲得。シャルケでは主力だった選手で、即戦力として計算できるのではないか。 EURO2024で大活躍だったスペイン代表MFダニ・オルモの去就は気になるところだが、売却する場合はその売却益で戦力を補強することもできる。FWロイス・オペンダを含め、今のチームも攻撃陣にはピースが揃っている。 同サイトは『ブンデス制覇を狙えるスーパーチーム構築中か?』とライプツィヒに注目しているが、王者レヴァークーゼンについていけるだろうか。当然バイエルンの巻き返しも予想されるが、バイエルンは新指揮官に若いヴァンサン・コンパニを招聘している。これが上手くいくか不透明なところがあるため、新シーズンもブンデスリーガは荒れる可能性がある。
構成/ザ・ワールド編集部