寄付金を贈呈した（左から）高田、団野と藤本施設長

　ＪＲＡの高田潤騎手（４３）＝栗東・フリー＝と団野大成騎手（２４）＝栗東・斉藤崇＝が１日、滋賀県大津市の児童養護施設「小鳩の家」を訪れ、寄付金を贈呈した。 　８月２７日に同施設で夏祭り『ミニ縁日』を開催。そこで着用した永島まなみデザインのチャリティーＴシャツの売上金１６万円やＪＲＡピーアールセンター提供のノートやボールペンを藤本邦子施設長に贈呈し、高田は「０９年に始めようと思った時に、１回きりではなく絶対に続けていこうという思いで始めました。お金よりも大事なものがあって、ふれあいを子どもたちも求めてくれています」と思いを口にした。 　今年初めて『縁日』に参加した団野も「自分たちの恵まれた環境を改めて感じました。いい活動だと思いますし、来られるならまた来たいと思います」と話す。 　また、藤本施設長は「お父さん、お母さんと一緒に生活できない子どもたちがたくさんいて、そんな子どもたちのために高田さんが騎手の方たちと一緒に夏休みに訪れてくれています。子どもたちも毎年楽しみにしています。頂いたお金は施設の子どもたちのために大事に使わせていただきたいと思います」と感謝した。