【浦和実－つくば秀英】初の4強入りを果たし、喜ぶ浦和実ナインたち＝横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場で

　高校野球の秋季関東大会は28日、横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場で2回戦があり、浦和実（埼玉1位）がつくば秀英（茨城1位）を2―0で破り、初の準決勝進出を決めた。 　準決勝は11月2日に行われるが、球場は未定。浦和実は、横浜（神奈川1位）と対戦する。 　2回戦の残り2試合は29日、サーティーフォー保土ケ谷球場などで行われる。 　秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。関東・東京地区の一般選考枠は6。【高橋広之】 　◇浦和実・石戸颯汰投手 　＜今日の投球を振り返って＞ 　完封は秋季埼玉大会の準々決勝以来、公式戦では2回目。今日は午前中、雨が降り、マウンドの足場は結構悪かった。そういったところも意識して戦った。 　投球では、変化球も織り交ぜながら、相手打者を打ち取った。 　＜115キロほどの直球でも打者を詰まらせる要因は＞ 　投球コースに決まれば、多少遅くても詰まるのかなと思う。（速球派の投手には）やっぱり、球の速さでは勝てないので、制球力だったり、あとはボールを投げる瞬間のギリギリまで見えにくいようにしたりして、変化球の質とかでも勝負していきたい。 　＜準決勝は横浜と対戦＞ 　やっぱり全てにおいて一流。投手もそうだし、内野も外野も穴がない。 　まだ関東大会は続くので、一戦一戦をしっかり戦っていきたい。