ルノー・日産・三菱自のトップが会見(全文1)3社でWin-Win-Winに
ルノー・ボロレCEOのコメント
ボロレ:どうもありがとうございます。簡単に一言申し上げたいと思います。もう少し、今回のMOUのオペレーション上の側面についてお話ししたいと思います。今、自動車業界は多くのディスラプションに直面していまして、そういう中ではスピードは絶対的に必須です。今は全てが加速、そして今の一緒に仕事をしていく上では非常に円滑にやっていかなければなりません。 ですからこそ、スナールが今回このプロジェクトにより焦点を当てるような体制を発表しました。これはシングルの1人の共通のリーダーがプロジェクトの担当を行い、そして全ての機能部門が各社で、それぞれ適切な陣営に対して、このプロジェクトで実現できるように貢献するという体制です。そしてこの新しいアライアンスボードで直接審議することにおいて、レポートラインが非常に力強い有効なものになります。つまり権限委譲と、そして責任の委譲ががはっきりいたします。そうすることで、完全に私どものプロセスは加速化し、成果を出し、そしてそれぞれ各社の業績に寄与するものと信じております。 また重要なのは、既存の設定ですとかなり時間を掛けて多くのレイヤーの、それぞれの各社のレイヤーにリポートするのに時間が掛かっています。ですから今回の体制でそういった複雑性をなくして、そしてできるだけ早く成果を出せるようにするということが目的です。 まだ全てが完成したわけではありません。ワーキンググループが発足して、私の同僚と共に向こう数週間審議をする予定です。厳密にどのような形で機能するのかを検討してまいりました。全てのオペレーションの改善を実現したいと思っております。以上です。ありがとうございました。 司会:ありがとうございます。それでは質疑に入らせていただきたいと思います。ご質問のある方は挙手をお願いします。スタッフがマイクをお持ちいたしますので会社名、氏名を名乗った上でご質問いただければと思います。また誰に対して質問されるのかということもあらためて教えていただければと思います。なお今日、大変多くの方がいらしておりますので、ご質問についてはお1人さま2問まででお願いいたします。よろしくお願いします。ではご質問のある方は挙手をお願いします。 【書き起こし】ルノー・日産・三菱自のトップが会見 全文2に続く