パリ五輪金メダリストのジェン・チンウェンがケニンを下して大会初優勝 [東レPPOテニス]
パリ五輪金メダリストのジェン・チンウェンがケニンを下して大会初優勝 [東レPPOテニス]
国内最大のWTAツアー公式戦「東レ パン・パシフィック・オープンテニス」(WTA500/東京都江東区・有明コロシアムおよび有明テニスの森公園コート/本戦10月21~27日/賞金総額92万2573ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第1シードのジェン・チンウェン(中国)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したソフィア・ケニン(アメリカ)を7-6(5) 6-3で退け大会初優勝を飾った。 ~東レ パン・パシフィック・オープンで大会初優勝を飾ったジェン・チンウェン選手~ すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に第1セットを先取したジェンは第2セットも3-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間52分で勝利を決めた。 パリ五輪金メダリストで22歳のジェンがWTAツアーでタイトルを獲得したのは、2連覇を達成した7月のパレルモ(WTA250/クレーコート)以来でキャリア4度目(準優勝4回)となる。同大会では初参戦だった2022年にも決勝に進出したが、リュドミラ・サムソノワ(ロシア)に5-7 5-7で敗れていた。 今大会でのジェンは初戦となった2回戦で内島萌夏(安藤証券)を7-5 6-0で、準々決勝で第8シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-0 1-6 6-3で、準決勝では第6シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)を7-6(5) 6-3で破って決勝進出を決めていた。 2020年オーストラリアン・オープン優勝者で25歳のケニンは昨年9月のサンディエゴ(WTA500/ハードコート)以来のシングルス決勝で、2020年3月のリヨン(WTAインターナショナル/室内ハードコート)に続くツアー6勝目を目指していた。
テニスマガジン編集部