高木豊さん、来季続投を表明した日本ハム・新庄監督に「より厳しくなる」と予言 「2位で満足している男じゃない」
大洋(現DeNA)、日本ハムでプレーした野球評論家の高木豊さんが28日、自身のYouTubeチャンネルを更新。来季続投を表明し、日本ハム・新庄剛志監督の4年目について、「より厳しくなる」と予言した。 3年目の今季をシーズン2位で終え、ドラフト会議の際に来季も指揮を執ることを明かした新庄監督。高木さんは「当然でしょう。新庄監督しか考えられないよ。日本ハムをあそこまで作り上げていて、次の監督、困るよ」と笑いつつ、「新庄監督の求心力というか、カリスマ性というか、持ち合わせている人がなかなかいないから、ある程度やってくれないと困る。新庄野球というのは楽しみだし、面白い野球を展開しているし、そのまま去ってもらっては困る」と続投を歓迎した。 一方で4年目となる来季については「厳しくなる」と予想。レギュラーシーズンを2位で終え、3位・ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは勝ち抜いたものの、ソフトバンクとのCSファイナルステージは1勝もできずに敗退した。 「これまでは1年目、愛情をかけて、2年目も愛情をかけて、3年目は一緒に戦って、これから厳しいぞ」と話し「日本一をもう取らなきゃいけなくなってきているから、そりゃ、より厳しくなるよ」「2位で満足している男じゃないから。トップ取らないと満足感なんか全くないから、トップ取りにいくためには何が必要かというと、負ける怖さを知らないとトップは取れない、本当のトップはね」と力説。上は優勝しかなくなった来季は、目標も戦いもシビアになると語った。
中日スポーツ