新婚なのにマッチングアプリで女を漁る夫。浮気夫に特大の鉄槌を下すため妻は潜入調査を始めた【書評】
妻の心をざわつかせるのは、浮気癖のある夫のスマホ。ロック画面に表示された通知がきっかけで、「幸せな新妻」から「サレ妻」として過酷な日々を過ごすことになり…。 【漫画】本編を読む 『旦那がマッチングアプリでやりとりしてる相手は嫁です』(もなか:原作、蒼衣ユノ:漫画/KADOKAWA)は、原作担当のもなかさんの身に起きたノンフィクションのサレ妻コミックエッセイ。旦那がどうやらマッチングアプリで浮気をしているらしい、と勘づいたもなかさんの潜入体験と、その後の夫婦の姿が描かれていきます。 パートナーのマッチングアプリ浮気を疑ったとき、わたしたちはどう動けばいいのでしょうか。早速、主人公の「もなかさん」と一緒に学んでいきましょう。
ファーストステップはアプリの利用確認です。ポップアップ通知に見たことないアプリのマークが出てきたら要チェック。もなかさんは、旦那のスマホの画面に現れた一瞬の通知がきっかけで、出会い系アプリの利用に気がつきました。 なんだかおかしいな? と思った女の勘は当たります。自分の感覚を信じましょう!
続いて行うのは証拠集めのための潜入捜査。もなかさんは自分もアプリに登録して、ターゲットとの接触を試みます。そんなことが成功するのはフィクションの世界だけじゃないの? と思うかもしれませんが、もなかさんは実際にやってのけたというから驚きです。 作中には潜入捜査の失敗談も描かれています。もなかさんがアプリ内で甘えんぼパリピ女に扮し、夫に接近するとすぐさまメッセージが。あまりにも簡単にアプローチをかけてくる夫にイライラが募り、思わず妻の本音が出てしまい、逃してしまいます。
しかし、そこでめげないもなかさん。別の女性になりきり再び潜入調査スタート。証拠をつかんだら、いよいよ本番。浮気旦那への制裁開始です。浮気行為や度重なる嘘に傷ついた分、がっつりやり返します。
アプリ浮気を認めさせた後、2人の関係をどうするかはあなた次第。もなかさんは「約束を破ったら離婚」という条件をつけて再スタートの道を選びました。出会い系アプリを削除させ、さぁめでたしめでたし…と思うでしょう? この出会い系アプリ事件は、地獄のほんの入口に過ぎなかったのです。