新小結の大の里「初日に全開で」 稽古は11番取って8勝3敗
大相撲夏場所(12日初日・両国国技館)で新小結の大の里が5日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で稽古し、十両白熊らと11番取って8勝3敗だった。入幕3場所目は序盤から横綱、大関陣との対戦が確実。23歳のホープは「初日に全開でいけるように頑張るだけ」と気合を入れた。 2日の横綱審議委員会による稽古総見では、大関陣と互角の内容だった。それでも「今のままでは駄目。何かを変えないと横綱、大関には勝てない」と危機感を口にする。 新入幕から2場所連続で11勝を挙げたが、豊昇龍と琴桜には2場所とも敗れており、両大関の攻略が鍵になる。「総見の経験を無駄にしないように」と三度目の正直を期した。