全米メディアも大谷翔平の45本塁打&25盗塁&100得点の快挙に注目…二塁手グラブ破壊の一打に「MVP決まり」
また「カンセコは1998年には100得点に達しなかったので、大谷はア・リーグ史上初めて45本塁打、25盗塁、100得点を1シーズンで記録した選手となった。ア・リーグで最多となる三塁打7本を加え、大谷はア・リーグとナ・リーグで史上初めて1シーズンで45本塁打、25盗塁以上、100得点と三塁打5本以上を放った選手となった。大谷は今シーズンもう登板はしないが、チームのシーズン残り4試合で先発出場すると考えられるため、打者として記録達成のチャンスがまだある 」とも記した。 本塁打王争いで3本差、そして100打点に残り2と迫っている。 マドン監督は「プレーオフの時期なのに、彼は、まだスプリングトレーニングのようだ。将来的に我々がプレーオフに進出したら、これだけ多くのイニングを投げ、このスケジュールで1年どのようにチームに貢献できるかが理解できて良かった」ともコメントしたという。 ロサンゼルスタイムズ紙は、試合前にマドン監督が3日(日本時間4日)のマリナーズとの最終戦に大谷が登板しないことを明言したことに注目。「エンゼルスの大谷は今シーズンもう投げない」との見出しを取り、打者として45本塁打&25盗塁をクリアしたことを伝えた。記事は、MLB公式サイトと同じマドン監督のコメントを紹介しつつ、「実際にオフシーズンと来年を見据える中で、マドン監督は、この右腕(の大谷)が飛躍を遂げた2021年のパフォーマンスを積み上げていくことに自信を見せた」と続けた。 大谷は30日(日本時間10月1日)のレンジャーズ戦に「2番・DH」で出場。一回無死一塁のチャンスにライト線を深々と破るスリーベースヒットを放ち、99打点目をマーク。今季100打点に王手をかけた。大谷はすでに100安打(136安打)、100得点、100投球回(130回1/3)、100奪三振(156奪三振)のクワドラプル100を達成しており、もし100打点が加われば、史上初の5部門での100という数字を達成することになる。 (文責・論スポ/スポーツタイムズ通信社)