あまりにケガ多すぎ…。現役の「ガラスの天才」10人。日本代表や神童も
DF:リース・ジェームズ(チェルシー/イングランド代表) 生年月日:1999年12月8日 今季リーグ戦成績:8試合0得点1アシスト 今シーズンからリース・ジェームズは退団したセサル・アスピリクエタに代わってチェルシーの主将に就任した。しかし、毎シーズンのようにお馴染みとなってしまっているハムストリングの負傷が明らかとなり、昨年12月には手術を決断。直近はトレーニングに復帰をしているそうだが、彼の負傷癖を考えると、無理に試合に出さないまま今シーズンが終わる可能性もある。 このイングランド代表DFはウィガンへとローン移籍していた2018/19シーズンは、リーグ戦45試合に出場するなど万全のコンディションだった。しかし、チェルシーへと復帰をしてからは毎シーズンのように負傷を繰り返しており、中でもハムストリングの問題は彼のキャリアを妨げている。 本来ジェームズは馬力があり、攻守両面で強みを見せる右SBとして高く評価を受けていた。そのポテンシャルを考えるとチェルシーだけでなく、イングランド代表でも不動のスタメンに定着できるだけの能力の持ち主だと言えるだろう。しかし、直近は調子が上がり始めたタイミングでのハムストリングの負傷が続いており、昨年3月を最後に代表とは疎遠に。チェルシーでもマロ・ギュストの台頭もあってポジションが安泰とは言えず、まずは怪我の癖を治すことが今後のキャリアに向けての最重要課題となってきそうだ。
FW:メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリード/オランダ代表) 生年月日:1994年2月13日 今季リーグ戦成績:20試合5得点1アシスト メンフィス・デバイのキャリアは怪我に悩まされ続けている。今シーズンも4度に渡る筋肉系のトラブルで離脱を余儀なくされており、“ここぞ“という重要な試合に出られないのだ。 今シーズン、デパイはインテルとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2nd legで億千金の同点ゴールを決めて、チームのベスト8進出の立役者となっていた。しかし、続く準々決勝は2試合ともに怪我で不在。スタメンとしてもサブとしても、試合に出場することさえできれば結果を残せるタイプだけに常にベンチ入りして欲しい選手ではあるが、怪我が多い彼の性質上それを期待するのは難しいのかもしれない。 それも一度の長期離脱ではなく、細かい怪我の連続であるため、万全のコンディションを維持することが難しい状況にある。調子が上がってきたと思えば怪我をする。この繰り返しが続いており、常に戦力として計算することができないのが彼のウィークポイントと言えるだろう。現行契約は2025年夏までであり、この計算できない状況が続くのであれば、今夏の売却も選択肢の一つに入ってくるかもしれない。