バッテリー内蔵で配線不要のドラレコ!機能も設定も想像以上にシンプルでお手軽に使い始められました
「フロントウインドウを倒すことがないなら取り付けられますけど…」。ドラレコを付けたいと販売業者に言ったところ返ってきた言葉。愛車、ジムニーのSJ30 FKはフロントウインドウが倒れるのが特徴です。まあ、年に何回倒すかと言われたら限りなくゼロに近いものの、ドラレコの配線がネックという理由で倒せないとなると話は別です。 【装着した状態を見る】 シガーソケットから電源を取り、倒すたびに取り外せるドラレコがあれば大丈夫じゃない? と思われそうですが、実はシガーソケットも付いていないのでそれも無理。 じゃあドライブレコーダーを諦めるかといえば、やっぱりこのご時世、何があるかわかりませんから備えておきたいものです。 「どうしよう?」なんて思っていた時にタイミングよく、配線が必要ないバッテリー搭載のドラレコの記事を見かけました。 これだ!っと思った瞬間、右手が「購入する」をクリックしていました。それが「MUFU MAXWIN MF-BDVR003C」(1万2980円)。配線要らずで、マウントに装着するだけで起動するクルマ用小型ドライブレコーダーということで、早速装着し、試してみました。
■取り付けはあっという間に完了!
取り付けは本当に簡単。充電した本体を、専用アプリで設置位置を確認し、マウントの両面テープを剥がして取り付けるだけ充電はType-cで、ケーブルも同梱されています。
■すべての操作はアプリで行う
本体は約72.1×60×63mmで、所有しているクルマのシートベルトのバックルとほぼ同じ。コンパクトなボディには、レンズとバッテリー、microSDカードの挿入口、インジケーター、充電口があるのみで、操作はすべて専用アプリ「MUFU Video」で行います。 あらかじめ32GBのmicroSDカードが付属しているため、購入後すぐに使えますが、必ず初期化してから使いましましょう! アプリ上ではリアルタイムで画像を確認できるので、録画しているものだと思い画像を確認したら、microSDカードの初期化を忘れて録画されていませんでした。microSDカードが未挿入/エラー/フォーマット未完了の場合、長い通知音が30秒ごとに1回鳴るのですが、取説を読んでいなかったので通知音の意味を知らなかったのが敗因です。 それはさておき、設置が完了すれば、クルマに乗るたびに本体をマウントに装着するだけ。横にスライドさせるだけなのであっという間ですが、差し込む際に強く押すとマウントが動いてしまいます。気になるときは、マウントに装着しアプリを立ち上げて、画面の角度調整調整はした方がいいでしょう。 Wi-Fiで接続しなくてもmicroSDカードには録画されますが、本体の傾きを確認する場合は接続する必要があります。 プレビューは全画面表示も可能。また、画面を上下180度に反転させられます。 リアカメラとして使うなど、ボディを反転して装着する際に重宝します。 また「動作検知」をオンにしておくと、振動を検知しない状態が3分経過すると自動で電源がオフになり、乗り降りのたびに取り外す必要はありません。 LEDインジケータは右から「録画ランプ」「充電ランプ」「バッテリー残量ランプ」で、録画ランプが青の点滅の状態が録画中になります。