バッテリー内蔵で配線不要のドラレコ!機能も設定も想像以上にシンプルでお手軽に使い始められました
■肝心の画質はどうなのか?
手軽でいいけど、肝心の画質はどうなのかが気になるところです。スペックは、200万画素カメラで1920×1080Pでフレームレートは27.5fps。保存はtsファイルです。 録画映像は画像をキャプチャしたものですが、全体的にきれいで看板の文字や電光掲示板の文字は読み取れます。 トンネルも試してみましたが、想像以上にきれい。入口付近はチカチカするものの、走っていくうちにホワイトバランスが整い、しっかりと録画できています。 暗いところから明るいところに一気に切り替わるトンネルの出口ですが、こちらもタイムラグなくきれいに切り替わります。 もちろん、本格的なドラレコと比べると画像の粗さは否めません。特に、対向車のナンバーは、すれ違うスピードによっては判別できないこともあります。 ただ、この価格でハイスペックモデルと比べるのは酷というものかもしれません。手軽に取り付けられるハードルの低さと、ドラレコが付いているという安心感を考えれば納得できるお得感。これまでドラレコを付けたくても付けられなかったクルマに乗っている人にとっては救世主かもしれません。しかも、もともとバイク用を改良したというだけあってIP66相当の防塵防水性も確保。オープンカーでも使えます。 しかもこのドラレコ、いってみればアクションカメラのようなもの。今後はより解像度が高く、スペックアップしたアイテムの登場に期待したいところです。
<文/澤村尚徳(&GP)>