〔米株式〕ダウ3日続伸、66ドル高=クリスマス控え薄商い(23日)☆差替
【ニューヨーク時事】週明け23日のニューヨーク株式相場は、クリスマス休暇を控えて薄商いとなる中、3営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比66.69ドル高の4万2906.95ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は192.29ポイント高の1万9764.89で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比29億4972万株減の9億603万株。 米民間有力調査会社コンファレンス・ボードがこの日発表した12月の消費者景気信頼感指数は市場予想を大きく下回った。これが嫌気され、序盤は売りに押された。クリスマス前で市場参加者が少ないため利益確定の売りも出やすい地合いだった。 ただ、「米景気の先行きに対する楽観論が依然として強い」(市場参加者)との見方からダウは買いの勢いは次第に強まり、引けにかけてプラス圏に浮上した。 ダウ構成銘柄はゴールドマン・サックスが0.8%高、エヌビディアが3.7%高、ユナイテッドヘルス・グループが1.2%高。単発の配送業務を請け負うドライバーに不当な口座開設を要求したとして米当局から提訴されたウォルマートは2.1%安、IBMは0.6%安、ウォルト・ディズニーは0.6%安だった。