〔米株式〕ダウ小幅続伸、28ドル高=金利上昇重荷(26日)☆差替
【ニューヨーク時事】休場明け26日のニューヨーク株式相場は薄商いの中、小幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比28.77ドル高の4万3325.80ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は10.77ポイント安の2万0020.36で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比2億6823万株増の6億6890万株。 米雇用情勢の底堅さを示唆する経済指標を受け、米長期金利の上げ幅が拡大したことが相場の重荷となった。IT大手アマゾン・ドット・コムなどが売られ、ダウは下落して取引を開始。直近4営業日のダウの上げ幅は900ドルを超えたため、高値警戒感から利食い売りも一時優勢となった。 一方、金利上昇が一服するとダウはプラス圏に浮上した。ただ、休暇明けで市場参加者も限られる中、売り買いが交錯し、方向感の欠いた値動きが続いた。 ダウ構成銘柄はボーイングが0.6%高、ユナイテッドヘルス・グループが1.0%高、ハネウェル・インターナショナルが1.3%高。セールスフォースは0.8%安、エヌビディアは0.2%安、アムジェンは0.5%安だった。