阿部監督に評価されず…?巨人、前年から1軍出場がない選手(3)30歳超えて“正念場”か
2024年シーズン開幕からまもなく3ヶ月が経過するプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが起きているが、ファームで苦しんでいる選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。そこで今回は、前年から一軍出場がない巨人の選手を紹介したい。
畠世周
・投打:右投左打 ・身長/体重:186cm/82kg ・生年月日:1994年5月31日 ・経歴:近大福山高 - 近畿大 ・ドラフト:2016年ドラフト2位 昨季は開幕直前に右肘のクリーニング手術を受け、シーズンを棒に振った畠世周。今季は復活を目指すシーズンとなる。 近畿大から2016年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団。プロ1年目は主に先発として13試合に登板し、6勝4敗、防御率2.99とルーキーらしからぬ好成績を残した。 さらなる飛躍が期待されたが、その後は度重なる故障に泣かされて低迷した。 それでも、2021年はリリーフとして52試合に登板し、4勝3敗11ホールド、防御率3.07の活躍。 しかし、翌2022年は登板数が半減すると、昨季は開幕前の3月に右肘関節鏡視下クリーニング手術を敢行。夏場に三軍戦で実戦復帰を果たしたが、一軍登板はなしに終わった。 故障が癒えた今季は、ここまでファームで安定した投球を披露。今季で30歳を迎えただけに、一軍への返り咲きを狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部