早大・学食研究サークルが勝手に学食ランキング! 1番おいしいカレーは、どこの大学?
大学の学食といえば、安さと量こそ身上――。そんな時代は終わり、食のエンターテインメントを目指して学食に工夫を凝らす大学が増えてきました。各大学の学食を巡って思い思いのメニューを堪能し、学食界のミシュランにも例えられるのが、早稲田大学のサークル「早稲田大学学食研究会」です。同サークルによる「勝手に学食ランキング!」で、おいしいカレーを調査しました。みんなが大好きなカレー、どこの大学の学食が1位になったのでしょうか。(図=早稲田大学学食研究会提供の写真をもとに編集部作成) 【ランキング】1番おいしいカレーは、どこの大学?
「日本最古」の学食研究サークル
早稲田大学学食研究会は、学食を愛する早稲田大学生と他大学の学生約110人が所属する学食研究サークル(1999年創立)です。主に首都圏の大学の学食をメンバーで巡り、その感想をSNSで報告しています。そんな活動成果から生まれたのが「勝手に学食ランキング!」。第1回は、古くからどこの学食にも必ずあり、当たり前すぎて脚光を浴びない王道メニュー「カレー」のランキングを、研究会代表の宇都宮壱斗(いつと)さん(早稲田大学社会科学部3年)と、前代表でカツカレー担当の中山裕貴さん(政治経済学部4年)が語ります。 宇都宮さん(以下、宇都宮):研究会でいろいろな学食に行きましたが、わざわざ他大学に行ってまで、ベーシックなカレーを食べようというメンバーは少ないんです。つい、その学食でしか食べられないメニューを選んでしまうのが人のサガです。 中山さん(以下、中山):厳密にいうとカツカレーですが、どこに行ってもカレーを選ぶのは確かに僕くらい。カレーはどこの学食にも必ずあるから、むしろそれぞれの個性が際立つんですよね。そして、何よりカレーが好き。おいしいし、安いし、カロリーも取れる。学食の王道メニューですよ。 宇都宮:カレーはハズレがないですよね。 中山:それでいて、学食ごとのこだわりもちゃんと感じられる。スパイスを使った本格的なものがあれば、実家のカレーを思い出すような味にほのぼのすることも。ちなみにカツカレーともなると、カツのバリエーションもすごいんです。個人的には、カレーには分厚くて肉汁たっぷりのカツが相性がいいと思っていますが、紙のようにペラペラのカツから、厚い肉を使ったカツまでさまざまです。 宇都宮:そこで、カレーを愛する中山先輩と厳選した6皿、「学食カレーの神6(シックス)」を紹介します。