柔道「パリ五輪銅」橋本壮市が豪快な巴投げに散る!連続写真も
柔道の国際大会『グランドスラム東京』(GS東京)大会1日目が7日、東京体育館で行われ、パリ五輪男子73kg級銅メダルの橋本壮市(33=パーク24)が準々決勝でシェロフ(タジキスタン)に隅返しで技あり、続けて肩車で一本負け。敗者復活戦では勝利したが、3位決定戦では内村秀資(24=自衛隊)に豪快な巴投げで一本負けを喫しメダル獲得ならなかった。 【フォト】豪快な巴投げ!橋本の身体が宙に舞う 序盤から動きに精彩を欠いた橋本、パリ五輪日本代表の多くが出場を見合わせる中で参戦。パリ五輪から4ヶ月の調整期間は短かったのかもしれないが、「お世話になっている方たちに恩返しをと思って出場した」と出場を決めたという。 試合結果に橋本は「どんな状況でも畳の上に立ち戦えたのは良かったけど、勝負の世界は甘くなかった」と悔しさを滲ませた。4年後の28年ロス五輪を目指す若手の勢いもあった。 今後については「24年は突っ走ってやってきたので、一旦休憩して考えたい」と語った。 決勝では田中龍雅(20)が今年の世界選手権で銀メダルの石原樹(たつき=23)と対戦し、田中が積極的に攻めるも本戦ポイントなく引き分けに。ゴールデンスコアで石原に指導3が積み重なり、田中の優勝となった。 【結果 73kg級】 優勝:田中龍雅(20)、2位:石原樹(23) 3位:内村秀資(24) 3位:ダニール・ラヴレンテフ(21=中立選手団)