「これだけは言わせてほしい」町田DF昌子源が選手の移籍に思うこと「裏切られたのは分かるけど」
「同じサッカー人として、その言葉を使うのか」
FC町田ゼルビアのDF昌子源が、チームメイトの谷晃生と共に、元日本代表FWの播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネルに出演。選手の移籍について持論を述べた。 【動画】ゼルビア昌子源&谷晃生が播戸竜二のYouTubeに出演 昌子は、米子北高を卒業後の2011年に鹿島でプロキャリアをスタート。その後、フランスのトゥールーズ、G大阪と渡り歩き、23年の鹿島復帰を経て、今季から町田に加入した。 そんな31歳は、移籍に伴う周囲の反応について「“裏切り者”とかすごい言われる」と明かしつつ、「これだけは言わせてほしい」と、次のように続ける。 「いわゆる“捨てアカ”というのですかね。そういうプロフィールも無ければ、フォロワーもフォローもゼロとか、よくあるじゃないですか。でも、なかには中学生とか高校生の、何々高サッカー部、何々中サッカー部とか。プロ・アマは関係なく、まず同じサッカー人として、その言葉を使うのか。あなたがプロになった時にどうなの。もちろん、サッカーを見て、応援しているチームがあるのは分かる。移籍で裏切られたのは分かるけど」 SNS上で何を言われるか。「昔はめっちゃ気にしましたね」という昌子だが「20代後半とか、自分が試合に出て、ある程度経てば、変わるものですね。あまり気にならなくなる」と変化も。「わざわざ返したりはしないけど、やっぱり目に入る時は入りますよ。自分のアカウントに届くので」と明かす。 一方、温かい言葉が送られてくるケースもあるという。 「もちろん、良いことも送ってくれる方もいる。移籍に際して『どこのチームに行っても応援しています』とか。鹿島から来たので『鹿島戦以外で頑張ってください』とか」 ファンからのエールが原動力にもなる。「昨年はあまり出ていなかったですけど『今年はピッチで活躍している姿を楽しみにしています』とか、めちゃくちゃ嬉しいですよ」と感謝した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部