【秋華賞】オークス連対馬に勝率80%の鉄板データ ローテーションに見られる特徴は
“直行”2頭に鉄板データ
10月13日(日)に京都競馬場で開催される牝馬三冠の最終戦、秋華賞。今年は桜花賞馬ステレンボッシュとオークスを制したチェルヴィニアによる二強の様相を呈している。ここにレコード決着となった紫苑S組クリスマスパレード、ミアネーロ、ボンドガールや、ローズS覇者クイーンズウォークらが加わる。ここではローテーションに見られる特徴を過去10年のデータを使用して探っていく。 【秋華賞2024 推奨馬】全28回で勝66.7%で複88.9%の強データを持つ! SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) 優勝馬10頭の前走を見ると、オークス【5-1-2-16】勝率20.8%、紫苑S【4-4-0-41】同8.2%、ローズS【1-4-6-48】同1.7%で、他レースからは勝ち馬が出ていない。よって、今回はこれら3組について考察していく。 勝率含め最も優秀な前走オークスからの直行組だが、「前走で2番人気以内かつ2着以内」は【4-0-1-0】勝率80.0%、複勝率100.0%の鉄板データだ。昨年は該当したリバティアイランド、ハーパーがそろって馬券圏内に入った。今年は、同実績のステレンボッシュ、チェルヴィニアには逆らえない。春二冠を分け合った実績から両者の甲乙はつけがたく、ここでは2頭まとめて最上位評価としたい。 続いて東西トライアル組について。紫苑Sは2016年にGⅢ昇格、昨年はGⅡ昇格を果たしたように近年はオークスに次ぐ有力ローテになってきた。2016年以降は連対馬【3-1-0-10】勝率21.4%、複勝率28.6%と優勝争いに加わっている。ただし所属が重要で、栗東【3-0-0-2】に対し、美浦【0-1-0-8】と明暗くっきり。美浦所属の上、関西のレースは初のクリスマスパレード、ミアネーロはデータから割引となる。 一方のローズS組は紫苑S組の台頭によって、2016年以降は【0-2-5-36】で勝ち馬は出ていない。ただし、ローズS優勝馬は【0-1-2-4】で、差して勝利していた場合は【0-1-1-1】と悪くない。今年の優勝馬はオークスで4着だったクイーンズウォーク。ローズSは道中6、7番手から差して快勝した。ちなみに「オークスで5着以内だった馬」は過去10年の秋華賞で【8-5-3-15】複勝率51.6%と安定。表彰台のラスト一席に近いのはこの馬だろう。
SPAIA編集部