写真：PC Watch

　RazerはCES 2025にて、背もたれ部分から温風/冷風を出せるゲーミングチェアのプロトタイプ「PROJECT ARIELLE」を展示している。 【画像】温風/冷風でLEDの色も変わる 　PROJECT ARIELLEは、背もたれのフレーム部分に送風口を備えたゲーミングチェア。座面下にファンを搭載しており、座面右にあるコントローラで3段階の風量調整や送風のオン/オフ、温風/冷風の切り替えができる。 　送風口は首元、左右の胸から脇腹にかけての側面、腰付近などに設けられ、フレーム自体が空気の流れ道になっている。また、チェア本体にはRGB LEDが組み込まれているが、風の温度などに応じて色を変えるといったことも可能。 　実際使ってみると、送風口と身体が近いこともあるためか、温風も冷風も温度や風量は適度にやさしい印象。それでも、温風は30℃の風が送られているとのことで、確かに温かさが感じられた。また、血管の集中する首元にも送風口があるため、体感温度の面でも効果がありそうだ。 　そのほか、Ryzen AI 300シリーズとGeForce RTX 50シリーズLaptop GPU搭載の新型16型ゲーミングノート「Razer Blade 16」なども展示されていた。 　最上位構成でRyzen AI 9 HX 370、GeForce RTX 5090 Laptop GPUなどを選択可能で、高い処理性能を発揮できる一方、従来モデルから30%コンパクト化し、14%軽量化したことで、持ち運びやすさも改善したとしている。