【MLB】 エース候補・ベヨの好投でレッドソックスが連勝 吉田は3安打で打率3割目前
【ブルージェイズ0-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク
日本時間8月29日、レッドソックスは完封でブルージェイズを破り2連勝。先発のブライアン・ベヨが8回無失点9奪三振の完璧な投球を見せて12勝目(6敗)を挙げた。打の方はタイラー・オニールの24号2ランなどで3点を奪い、ベヨを援護した。ブルージェイズは先発のクリス・バシットが9奪三振の好投を見せたが、援護がなく13敗目(9勝)を喫している。レッドソックスの吉田正尚は4打数3安打をマークした。 【動画】吉田正尚のセンター前安打 初回、レッドソックスは5番ウィルヤー・アブレイユがタイムリーを放ち、幸先良く1点を先制する。先発のブライアン・ベヨは投じた8回の内、許した安打はわずか2本、6回を3人で抑える完璧なパフォーマンスを見せ、ブルージェイズ打線に望みを与えなかった。8回を投げ切ったのは3年目のベヨにとってはキャリア最長。今季はシーズン防御率4.66と決して優秀な数字ではないが、直近7先発は防御率3.27と安定感を発揮している。開幕前に6年の延長契約を与えられたエース候補が、徐々にその才能を開花させつつあるかもしれない。 ベヨの好投を援護すべく、レッドソックスは8回にタイラー・オニールが24号2ランで追加点。9回はベヨから引き継いだ守護神ケンリー・ジャンセンがわずか6球でセーブを挙げ、ブルージェイズに付け入る隙を与えない完勝を見せた。この試合を終え、レッドソックスはプレーオフ圏内まで3.5ゲーム差に距離を縮めている。 レッドソックスの吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場し、4打数3安打をマーク。2週間ぶりの猛打賞を記録し、8月の月間打率は.341に向上した。シーズン成績は打率.297、OPS.805と打率3割到達を目前としている。