白樺学園・半沢理玖投手、北照・手代森琉輝外野手が東都大学リーグ2部・駒大に合格
東都大学リーグ2部・駒大の合格発表が6日、行われた。今夏の甲子園に北北海道代表で出場した白樺学園の右腕・半沢理玖投手(3年)、南北海道大会4強の北照・手代森琉輝(るき)外野手(3年)が合格した。 白樺学園のエース半沢は188センチの長身から投げ下ろす最速143キロの直球、鋭く曲がる変化球を武器に、同校9年ぶりの北北海道大会優勝に貢献。甲子園では1回戦の創成館(長崎)戦に先発、8回途中1失点の力投を見せたが、0-1で敗れた。プロ志望届を提出も、今秋のドラフトで名前が呼ばれることはなかった。「プロがダメだったので、4年後に行けるように体作りからやっていきたい。150キロ以上を投げて、ドラフト1位でプロに行けるような選手になる」と抱負を語った。 北照の手代森は、1年秋に背番号5でベンチ入り。高校通算25本塁打(公式戦2本)を記録した。2年秋からは主将として、中日ドラフト5位の左腕・高橋幸佑投手(17)らと甲子園を目指したが、夢には届かなかった。8月の駒大の練習参加では、駒大苫小牧を日本一に導いた同大の香田誉士史監督(53)、林裕也コーチ(37)と対面。指揮官には「期待している」と激励をもらい、林コーチからは打撃指導を受けた。「駒沢大学という高いレベルの中で野球をやれるのは幸せ。レギュラーを勝ち取れるように毎日頑張っていきたい」と表情を引き締めていた。