【Bリーグ開幕特集鹿児島レブナイズ】2016-17シーズン以来となるB2の舞台に!新旧ロスターを融合させ台風の目となれるか?
主力を継続しつつもB2で戦える補強をしっかり敢行
積極補強と新体制で挑んだ昨シーズンの鹿児島レブナイズは、終盤に13連勝を記録するなど試合を重ねるごとにチーム力をアップさせて、41勝11敗の全体3位でプレーオフに進出。プレーオフでも横浜エクセレンス、香川ファイブアローズを連勝で退け、2016-17シーズン以来となるB2復帰を果たした。就任1年目ながら結果を残した熱きスペイン人指揮官フェルナンド・カレロ・ヒル氏が引き続きヘッドコーチを務め、主力の大部分の選手も継続となった。補強もB2でしっかりと戦うべく、実力者を揃える。 まずB2屈指のスコアリングガード兒玉貴通をライジングゼファー福岡から獲得。さらに兒玉と香川ファイブアローズで共闘したシューター上良潤起も獲得した。東京八王子ビートレインズのインサイドを担っていたジュフ伴馬が帰化選手として加入し、エースであるアンソニー・ゲインズ・ジュニアがより生かせるロスターになったのも期待が持てる。B1でのプレー経験もある飴谷由毅(立川ダイスから移籍)と駒水大雅ジャック(徳島ガンバロウズから移籍)も加入し、B2で戦い抜けるロスターが整った。 B2でも20得点前後をコンスタントに記録するであろうエースのアンソニー・ゲインズ・ジュニアを長くコートに立たせるために、ジュフや駒水、武藤修平らインサイド陣の奮闘は不可欠となる。またセカンドユニットがいかに機能するかも大きなカギ。昨シーズンB3で2位だった得点力をさらに引き上げるためにも、日本人選手のステップアップに期待だ。 【注目選手】 兒玉貴通 キャリアを通じてB2を主戦場とし、昨シーズンは平均8.1得点、3.5アシスト、0.8スティールを記録して福岡のプレーオフ出場に貢献した。166cmとB2で最も小柄な選手だが、当たり負けしないフィジカルを持ち合わせる。コート上のパフォーマンスだけでなく、チームリーダーとしての姿にも期待だ。 飴谷由毅 特別指定選手を含めプロ6シーズン目を迎えるが、チームの日本人選手の中では駒水と並び最年少。昨シーズン立川で平均10.9得点、4.5リバウンド、3.1アシスト、0.9スティールを挙げて主力として活躍した。オールラウンドな器用さと、エナジーレベルの高い積極性で新天地でも活躍してくれるに違いにない。 上良潤起 昨シーズン、キャプテンを務めた香川では平均5.7得点、2.1リバウンド、1.9アシスト、0.6スティールを記録。B2復帰を掲げてチームを牽引したものの、達成に至らなかった。シュートはもちろんのこと、ドライブやディフェンスの期待も大きい。初の移籍で心機一転し、攻守に渡ってアグレッシブなプレーを見せてほしい。
ズッボン
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