「偉大な先輩たちが通ってきた道」待望の五輪デビューを果たした植中朝日は、不慣れなボランチに入っても奮闘「目の前の相手にやらせないことだけを意識」【パリ五輪】
「自分たちは金メダルを獲ることが目標」
当初はパリ五輪に臨む大岩ジャパンのメンバーに入っていなかった。だが、クラブ事情により招集を見送られた佐野航大に代わり、バックアップメンバーに追加招集されたのが、植中朝日だ。 【画像】グループステージ無失点で首位突破!エース細谷真大の今大会初ゴールでイスラエルを下す!|パリ五輪GS第3節 U-23日本1-0 U-23イスラエル グループステージの第1戦(パラグアイ/5-0)、第2戦(マリ/1-0)はメンバー外。イスラエルとの第3戦(1-0)でベンチ入りを果たすと、後半のスタートから山本理仁との交代でピッチに立った。 途中出場の声がかかると、少なからず緊張したが、思い切り良くプレーした。 本来は攻撃的なポジションが主戦場だが、この試合ではボランチに入る局面も。中盤で守備的な役割をこなす。「去年、リーグ戦でアクシデントがあって、フロンターレ戦で一回やったぐらい」で、ほぼぶっつけ本番だった。 確かな手応えはなかったが、「とにかく、横の選手にアドバイスをもらいながら、ガムシャラに、目の前の相手にやらせないことだけを意識しました」という。 本来の持ち味を出し切れなかったかもしれないが、待望の五輪デビューを果たした。 「偉大な先輩たちが通ってきた道だと思う。その一員というか、同じピッチに立てたことは本当に誇りに思います」と語る一方で、「まだ途中なので」と気を引き締める。 「自分たちは金メダルを獲ることが目標。満足せずに、またメンバーに入れるように、練習から、ほぼ練習はないですけど、しっかりとアピールして、準備したい」 大きな一歩を踏み出した植中のさらなる奮起に注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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