ヒズボラ「打ちのめした」 レバノン、ガザで攻撃継続 イスラエル
【カイロ時事】イスラエルのカッツ国防相は10日、レバノンで交戦するイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者だったナスララ師の殺害を最大の戦果とした上で、「われわれが与えた打撃により、ヒズボラを打ちのめした」と語った。 イスラエルのメディアが報じた。 カッツ氏は「今やわれわれの任務は、この勝利の果実を(イスラエル)北部の治安改善という形で実現させることだ」と指摘。戦闘によって避難を余儀なくされた北部住民らの帰還を進める考えを表明した。 サール外相は11日、レバノンの停戦交渉に関し、「進展があった」と語った。ネタニヤフ首相の腹心、デルメル戦略問題相が11日に訪米。ヒズボラとの停戦条件などについて、米側と協議する見通しだ。