トランプ氏要求でも辞任せず 法的に解任不可能 米FRB議長
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は7日、連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で、トランプ次期大統領から辞任を求められても応じないと明言した。 【写真】米連邦準備制度理事会(FRB)本部 パウエル氏は、要求されれば辞任するかとの質問に「ノーだ」と述べた。また、大統領は法的にFRB議長を解任できないとの見方を示した。 トランプ氏は選挙戦で、FRBの金融政策決定に「大統領が意見すべきだ」と言明。FRBの独立性が損なわれ、政策の信頼性が揺らぐとの懸念が浮上している。