生存率0%の絶望が迫りくる 『エイリアン:ロムルス』日本オリジナル予告公開
9月6日に全国公開される映画『エイリアン:ロムルス』の日本オリジナル予告が公開された。 【写真】『エイリアン:ロムルス』第2形態ポスター 本作は、1979年に公開されたリドリー・スコット監督作『エイリアン』の“その後の物語”。広大な宇宙の密室で“エイリアン”の恐怖に遭遇することとなる若者たちの姿が描かれる。 スコット自身が製作を務める本作の監督に抜擢されたのは、『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス。登場人物の1人であるレインを、『パシフィック・リム:アップライジング』『プリシラ』のケイリー・スピーニーが演じた。そのほか、『ライ・レーン』のデヴィッド・ジョンソン、『暗黒と神秘の骨』のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』のイザベラ・メルセドらがキャストに名を連ねた。 物語の舞台となるのは、地球から遠く離れた宇宙。人生の行き場を失った6人の若者たちが、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。だが、そこで彼らを待っていたのは、恐怖と言う名の絶望。寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する“エイリアン”だった。しかも、その血液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能。宇宙最強にして最恐の生命体“エイリアン”から、彼らは逃げ切れるのか。 公開された日本オリジナル予告では、次々と仲間がエイリアンに寄生され、襲われていく様子に戦慄する若者と、生々しくおびただしい数のエイリアンが映し出されている。未知なる生命体の叫びを想起させる不協和音が響く中、薄暗く不気味な宇宙船で、若者たちはとある目的のために探索を始める。仲間の1人が水中で足を取られていると、突如クモのような触手を持ったエイリアン第2形態が顔に覆いかぶさり、口に器官を挿入して寄生しようと襲いかかる。宿主となる人間の体内にエイリアンの幼生を産み付けようと次々と襲いかかるエイリアンから逃れるため、若者たちは宇宙船の中を走り続けるも、必死の抵抗も虚しく寄生した人間の体内で脈打つエイリアン。人間の胸を突き破り、エイリアンが進化する瞬間を目撃した若者は、宇宙空間という“極限の密室”で決して誰にも届くことのない悲鳴を上げる。
リアルサウンド編集部