「センター松井・ライト高橋だと…」解説の松井秀喜&高橋由伸が現役時代の守備ルール話す
◇プロ野球セ・リーグ 巨人8-5阪神(3日、東京ドーム) この試合の解説を務めた巨人OB松井秀喜さんと高橋由伸さんが、現役時代のエピソードを明かしました。 【画像】松井秀喜さんが始球式と地上波解説に登場 6回表、2アウト1、2塁の場面で阪神の代打・糸原健斗選手の打球は右中間へ。巨人はライトの佐々木俊輔選手と、センターの増田大輝選手の2人が打球を追いかけますが、ここで誤算が。途中で増田選手が走るスピードを緩めたものの、佐々木選手に少し迷いが出たのか、腰が引けた形になり、捕球できず。結果タイムリー2塁打となって、巨人は3点差に迫られました。
松井さんは「佐々木くんが最後、(センターの動きが)気になっちゃったんですよね。あれがセンター・松井、ライト・高橋だと、センターの諦めが早いので(笑)。普通にライト高橋が捕っています。諦めが早いっていうのは言い方が悪いですね。最初から任せる!」と話しました。 1998年から2002年の5シーズンでチームメートだった2人。現役時代は松井さんがセンター、高橋さんがライトを守っており、2人の間ではルールがあったとのこと。高橋さんは「捕れるものは、大体僕が捕りに行くというお互いの決めごとがあった」と、現役時代は事前にきわどいボールの役割分担があったことを明かしました。センターの増田選手は、この日今季初の1軍での試合。連係を取る難しさもあったことを指摘していました。