【イベントレポート】北村匠海、“野原一家”大集合でわくわく アフレコ裏話に「本当に家族みたい」
「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」の初日舞台挨拶が本日8月9日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、ゲスト声優の北村匠海(DISH//)、オズワルドの伊藤俊介と畠中悠、戸松遥らが登壇した。 【写真】北村匠海、しんちゃんと握手 「映画クレヨンしんちゃん」シリーズ最新作は、現代に復活した恐竜が大暴れする“恐竜超大作ムービー”。全国367館で封切られ、初日である本日15時時点で、シリーズ最高だった前作「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~」の動員対比113%と好スタートを切った。 「北村匠海お兄さんです」とにこやかに挨拶した北村は、恐竜が大好きな生物学の研究者ビリー役で参加。映画を観終えたばかりの観客に向けて「ひと夏の思い出は作れましたでしょうか? まだ夏は始まったばかりですので。この映画が皆さんの夏をカラフルに彩れたらと思います」と語りかける。オズワルド伊藤は恐竜テーマパーク「ディノズアイランド」の運営・システム管理者であるアンモナー伊藤、畠中はディノズアイランドのスタッフ・チュウ、そして戸松はディノズアイランドのガイド・アンジェラに声を当てた。 本日の舞台挨拶には、野原しんのすけ役の小林由美子、野原みさえ役のならはしみき、野原ひろし役の森川智之、野原ひまわり役のこおろぎさとみ、シロ役の真柴摩利というレギュラーキャストも勢ぞろい。小林は「めちゃくちゃうれしいです。楽屋が寂しくない! 心強いですよね。隣にいるだけで安心しますし、力が湧いてきます」と長年シリーズをともにしてきた仲間に感謝した。野原家の愛犬シロと小さな恐竜ナナが育む友情が大きな見どころである本作。シロ役としては17年ぶりの登壇だという真柴は「本作はシロにとっての成長物語でもあると思います」とアピールする。真柴はカスカベ防衛隊の1人・風間くん役も担当しており、セリフを披露すると、伊藤は「知らなかった! すげえ!」と大興奮していた。 「クレヨンしんちゃん」が大好きな北村も、“野原一家”の面々の生ゼリフに感激の面持ち。MCから質問を促されると「これだけは忘れられないというアフレコの風景は?」と尋ねる。小林が「アフレコ中はけっこうドッカンドッカン笑う!」と言えば、こおろぎも「みんなNG出すしね」と告白。みさえ(ならはし)が怒るシーンでは「もっとマイクから離れて」と注意されることもあるそうで、ほほえましいエピソードを受け、北村は「本当に家族のようなんですね」とうれしそうに口にした。 恐竜が“大フィーバー”する本作にちなみ、「自分の○○フィーバーは?」というお題のトークコーナーも。戸松はちくわときゅうりを晩酌のおともにする「ちくきゅう」、伊藤はSNSのDMでメッセージをくれるという「大塚のおっちゃん」、畠中は歯列矯正を検討中のため「歯」と答えていく。「滝汗フィーバー」と答えた北村は「最近、室内用の自転車を買いまして。お風呂に入る1時間ぐらい前に自転車をこぎ、滝のように汗をかいてからお風呂に入るのにハマっています」と説明。サウナ好きであることから、共演者から「整うんだ?」と聞かれると、うなずきながら「バンドをやってるんですけどフェスでライブをすると灼熱で。汗をかくことにハマってるんだと思います。気持ちいいんですよね」と明かした。 「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」は全国で上映中。 (c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2024