石破首相「選択的夫婦別姓、議論の頻度上げる」 自民党内で
石破茂首相は24日の記者会見で、選択的夫婦別姓の導入をめぐる自民党内の議論について、「今国会ではなかなか議論の頻度が高まらなかったが、議論の頻度を上げることで、熟度が高まると思っている。その推移によって、党内の意見が変わるかもしれないし、変わらないかもしれない」と述べた。 【図解でわかる】夫婦別姓、各党の考えは 首相は、自民内の現状について「家族の形態や国民の意識が変わってきているのだから導入すべきではないかとの意見がある。一方で、家族の一体感や子どもへの影響を懸念する観点からの意見もある」との認識を示した。 選択的夫婦別姓の導入をめぐっては、主要野党の多くが賛成の意向で、連立与党の一角を占める公明党も前向きな姿勢を示している。
