ラバーガールの「子育てあるある」ネタに子育て世代から大反響!子どもが生まれて2人が感じた変化
先月、『有吉の壁』(日本テレビ系)の「ブレイクアーティスト選手権」でラバーガールが披露したネタ「子連れの清志郎」に対し、子育て世代から大きな反響があった。 【写真】互いを撮りあった2人の顔が味わい深い… 大水がRCサクセションの忌野清志郎そっくりの格好をしながら『雨上がりの夜空に』の替え歌にのせて、「ロックばっかりやってきたダメな俺だったけど、子どもができたら見える景色が変わったぜ」と歌うこのネタ。公園や小児科、西松屋、スシローなどが周囲にあることに、子育てをして初めて気づくといった内容で、これには同番組共演者で、現在3歳児を持つチョコレートプラネット・松尾駿も激しく共感。SNSでも共感の声が続出していた。 シュールなコントを得意とするラバーガールにとって新境地にも思えるこのネタは、どのように生まれたのか。ラバーガールのお2人にインタビューした。 ---------- 【ラバーガール プロフィール】 飛永翼(ツッコミ担当)と大水洋介(ボケ担当)のコンビ。共にスクールJCA10期生。「爆笑オンエアバトル」「オンバト+」(共にNHK総合)で好成績を収め、チャンピオン大会に6度進出。また「キングオブコント」では2010年と2014年に決勝に進出している。YouTubeやTikTokで配信している動画も人気で、各チャンネルの合計登録者数は100万人を超えている。8/21開催の人力舎の芸人が勢ぞろいするネタライブ「夏ネーター2024」に出演。詳しくは公式HP、公式Xにて。 ----------
駅のエレベーターの重要性が身にしみた
――『有吉の壁』で披露された「子連れの清志郎」は大評判でしたね。歌詞のなかの気づきはご自身のリアルな体験ですか? 大水:そうですね。元の歌詞で「こんな夜にお前に乗れないなんて」というのがあるから、「こんなところに〇〇なんて」みたいな歌詞で当てはめられるものないか、と。そこで、「子どもができたら、こんなところにスロープがあるなんて」といった最近の気づきが自然と出てきました。いくつか出していくと、街は子どものためにこんなにもよく考えて作られているんだなと改めて気づきましたね。 ――自分がその立場になって改めて気づくことってありますよね。 大水:駅のエレベーターとか、子どもが生まれる前は誰も乗っていないときは乗っちゃったりしていたんです。でも、ベビーカーで移動するようになってから、駅のエレベーターが重要だと知り、僕が何気なく乗ったことで、数分待つ親がいたんだろうなと気づきました。それで電車を1本乗り過ごしたりしているんだろうなとかいう想像は、子どもが生まれる前はできなかったこと。あとは、この公園の滑り台、ちょっと滑りが悪いなとか。 飛永:変な素材の滑り台あるよね。 大水:そうそう。 飛永:大水さんの子が今2歳で、うちが7歳で、多少ズレがあるんですね。例えば僕の場合、スシローがあると子どもが喜ぶので、めっちゃ嬉しいんですよ。清志郎ネタでは、それぞれの子育てがミックスされている感じです。 ――ネタに出てくる「西松屋」は、大水さんはど真ん中で、飛永さんは卒業しているわけですね。 飛永:そう。小児科とか公園とかはどっちもだけど。 大水:すごく小っちゃい公園とかたまにありますよね。普段気にも留めず素通りしていたけど、子どもと散歩すると、ちょっと行ってみようとなるし。 飛永:確かに子どもができて、この街過ごしやすいなとか、だから人気なんだなとかわかることもあるんですよね。僕の場合、子どもができたときに引っ越そうと思ったけど、探してみると、あまり家族向けの物件がないことも初めて知りました。