ラバーガールの「子育てあるある」ネタに子育て世代から大反響!子どもが生まれて2人が感じた変化
子育てをきっかけにネタにも広がりが
――お子さんができたことでネタに変化はありますか? 飛永:僕たちは身近なこと、自分の中からしかネタが出てこないので、結婚したときに結婚のネタを作ったり、僕の子が保育園に通うようになって、保育園の見学をしたときにそれでネタを作ったり、小学生の担任とお母さんのネタを作ったりしましたね。 経験でわかる範囲のことをネタにしていく中で、子育てによって広がっているところはあると思います。それに、昔よりテレビのニュース番組などを見ていて、ゴールデンウィークに帰省する家族とか観光地のニュースなどは見るようになったなと思いますね。ちょっと前だったら、「ゴールデン番組で食リポばっかりしていてつまんねえな」と思っていたのが、今は「コストコにこんな便利グッズがあるのか」とか、見方が変わったことで、ネタにしやすくなった。 ――「子育てネタ」は今後も増えそうですか? 飛永:どうでしょう。本質はそんなに変わらないと思います。もともと物事をちょっと斜めに見ている感じもあるので、良いパパですアピールをして仕事が来るとは思っていないですし。 大水:1つの番組の1ネタくらいにしか考えていないので、「パパタレ」みたいにはならないですね。ただ、最近ミキティが流行っているから、「男版ミキティ」みたいなキャラを作って人生相談をやって、ミキティの答えをそのまま言う、みたいなネタを考えたことがありました。ボツになりましたけど(笑)。 ――怒られそうですけど、ちょっと見てみたかったです(笑)。 ◇続く後編「『テレビ的なお笑い』が苦手なラバーガールがTikTokで見つけた自分たちの強み」では、TikTokでのショートネタが人気のお2人の、「テレビ的なお笑い」に対する率直な思いを聞いた。
田幸 和歌子(フリーランスライター)