名古屋市・河村市長が定例会見2月1日(全文1)国民の健康第一で考えてもらいたい
フレイル予防ガイドブックを全世帯に配布
この名古屋ハチマルフレイルテストは、4つの質問でできております。4つ全てに丸が付かない場合は、今後フレイルになる可能性があるとして、フレイルを予防するためのポイントや、市の取り組みを紹介しています。例えばフレイル予防のためには、社会とのつながりを持ち続けることや、生活の中に運動を取り入れることなどが大切でございます。 現在、外出による交流は難しい状況でありますが、電話やメール、オンラインなどで友達や近所の方と交流したり、屋外や自宅でできる運動や体操に取り組んでいただければと思います。また、名古屋ハチマルフレイルテストの内容や脳トレを記載した名古屋フレイル予防ガイドブックを作成し、『広報なごや』2月号と同時に、全世帯へ配布いたします。今日ぐらいから始まっとるか知りませんけれども、私も初めの冒頭インタビュー、出ておりますんで、ぜひ。これ珍しいんですけど、自ら認知症になられた方が、自分で名乗って、この記事に出てもええよ、いうことで出とるいうことでございます。わしも72ですからだんだん近づいてまいりましたので、これ。非常に認知症は関心もあり、びびるところでございますけどね。ぜひこの機会に、ご自身の心身の状況をチェックしていただき、フレイル予防に努めていただきますよう、お願いいたします。 それで、次に新型コロナウイルス感染症に関する現状および本市の対応についてでございます。まず市内における新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、1月25日から昨日までの1週間で、新規患者が合計439名発生いたしました。
重症病床は8床増の16床に
また、先日新たに17名の方がお亡くなりになりました。心よりお悔やみ申し上げます。また、昨日発表の時点で名古屋市内の入院患者数は277名となっておりました。その内訳の入院先は、市内の医療機関236名、市外の医療機関41名でございます。それで、毎日ほぼ満床が続いている入院の状況を少しでも打開するためということで、先日は私からも市内、複数の医療機関に電話をかけてということで、6病院、2日、初めの日が2カ所、次の日が4カ所に電話をかけさせていただきまして、直接理事長先生やら院長先生にお願いさせていただき、増床のお約束をいただきました。さらに確保病床を増やせるよう、引き続き各医療機関に協力依頼を行っていきます。 また、新型コロナウイルス感染症から回復して退院の基準を満たしても、引き続き入院が継続されている方の転院受け入れ先である回復患者転院受け入れ医療機関の確保に積極的に取り組んでおりまして、こうしたことにより退院基準を満たした回復患者さんが転院等ができるようになり、病床が早く空くことで次の入院を必要とする患者さんが入院できることが期待できます。 重症者の増加により不足している重症病床については、名古屋医療圏において名市大病院では来週8日から8床増やして10床にと、東部医療センターの6床と合わせて合計16床となります。また、名大病院におかれましても増やしていただけると聞いております。ご協力いただける医療機関には心より感謝を申し上げます。 次に今話題の事項として変異株のウイルスについてでございます。名古屋市衛生研究所では国立感染症研究所のリアルタイムPCRの検査マニュアル作成に協力いたしました。このマニュアルは変異株のウイルスを区別するもので、市衛生研究所で陽性となった検体に対して詳細な検査を実施しております。現在のところ変異株のウイルスは確認されておりませんが、もし確認された場合には次世代シーケンサーという先進機械を用いてより詳細な解析を実施する予定でございます。 次に新型コロナウイルス感染症対策において私の思うところを述べさせていただきます。パネルを掲げてお話しくださいとありますので、パネルを出しましょう。これは前にやりました段ボールの裏を使ったやつではありませんね。なかなかハイグレードな、ハイクラスなパネルでございますけども、ぜひ。これは初めて、ここで出すのは初めてかな。数字だけなら出したことあると思いますけど、この棒グラフです。人口10万人当たりの新型コロナウイルス陽性患者数の月別比較ということでございまして、調べました客観的な数字でございます。