こだわりの麺とダシで勝負する宮城のミシュラン店『稲庭うどん 瀧さわ家』の魅力とは
⚫︎宮城・利府町に本店を構える人気うどん店『稲庭うどん 瀧さわ家』が2号店をオープン! ミシュランガイドで“ビブグルマン”も獲得したその魅力とは?
宮城県中部、利府町(りふちょう)に本店を構える『稲庭うどん 瀧さわ家』。1987年の創業以来地元の人々に愛され、2017年には「ミシュランガイド」で“ビブグルマン”にも選ばれた名店です。 宮城のミシュラン店『稲庭うどん 瀧さわ家』の関連画像 この春、『稲庭うどん 瀧さわ家』が復興のシンボル「多賀城市立図書館」内に2号店をオープン! 宮城県民や観光客の舌を唸らせ続けるその魅力についてお届けします。
震災を乗り越えた今。復興のシンボル「多賀城市立図書館」内に2号店をオープン
宮城県にある「稲庭うどん」のお店と聞いて、「なぜ宮城で稲庭うどん?」と不思議に思う方も少なくないはず。『稲庭うどん 瀧さわ家』の初代店主は秋田県の稲庭うどん発祥地に生まれ、「この素晴らしい麺を多くの人に知ってもらいたい」という想いからお店をオープンさせたのだといいます。
麺は共同開発の製麺所とタッグを組み、試行錯誤しながらコシや形状などを追求したオリジナル。素材の味を生かすため、麺にも出汁にも化学調理料などは一切使われておらず、日々仕上げるスープには、一番出汁のみ使っているそう。丁寧につくられたうどんは、どれもほっと安心するような優しい味!
また同店は、東日本大震災の際に大きな被害を受けた店のひとつでもあります。大津波に襲われ、一時は再起不能と思われるほどの店内は2代目の尽力によって復興し、その人気を取り戻しました。古民家を再生したモダンな店内にはジャズが流れ、今やデートにも選ばれるスポットとなっています。
4月8日には、JR仙石線「多賀城」駅から徒歩1分のところにある「多賀城市立図書館」内に、2号店となる『稲庭うどん 瀧さわ家 多賀城店』がオープン。 今年で創立8周年を迎える「多賀城市立図書館」は、宮城県民にとって“復興のシンボル”ともいえる場所。震災による被害を乗り越えた『稲庭うどん 瀧さわ家』は、この2号店で、新たに「出汁と四季の味覚と日本酒のマリアージュ」をコンセプトとしたメニューを展開していくそう。もちろん、旬の食材とともに、自慢の麺と出汁も堪能できますよ。ぜひ、宮城を訪れた際は、足を運んでみてはいかがでしょうか?
瀧さわ家 多賀城店 住:宮城県多賀城市中央2丁目4-3 多賀城市立図書館内 TEL:022-781-9736 営:11:00~15:00、17:00~22:00 休:火曜
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