【セックスレス AND THE CITY -女たちの告白-】子宮全摘後もレスにならなかった夫婦「性交渉は趣味だから…」|美ST
■ときめきは求めていないけれど、性交渉は「趣味」
「なぜそんなに仲がいいのか」と聞かれることもあるそうですが、千恵子さんは「仲はごく普通だと思う」という見解。 「年の差があるのでかわいがられていた面はありますが、子育てがワンオペすぎてケンカしたり、ポケットに女性もののハンカチを見つけて私が実家に帰ったり、不仲だった時期もあります。でもそんな時期は長く続かず、仲直りしてまた復活しました」。 「なぜセックスレスにならないのか」という問いに対しては「趣味だからですかね?」という答え。 「夫も私も異性の触感が好きですし、性交渉そのものも好き。さらに即物的な者同士で、ドキドキやときめきを求めていないからかもしれません。お風呂に入るとあったかくて気持ち良いじゃないですか? 清潔にするだけならシャワーだけでもいいけど好きだから入る。そんな感じ。変人かもしれませんが、あまり『照れる』という感情がない夫婦です」。 思春期の子供の前では「父と母」でいるように気をつけているという千恵子さん。 「子供が家にいる時は預けてホテルに行くなど外に出ていましたし、今は子供の方が外に出ているので。逆に『行ってきますのキス』みたいなロマンチックなこととは程遠い2人なので、子供の前でイチャイチャすることはありません。子供たちはまさか両親が『レス知らず』とは思っていないでしょうね。まあ想像したくないと思いますが(笑)」。 レスになるのは物理的に無理になった年齢が来た時かもしれないと自己分析する千恵子さん。相手が異性である限り「和むためにくっつく」ことは続きそうだと話しています。 ※本記事では、プライバシーに配慮して取材内容に脚色を加えています。 取材・文/星子 編集/根橋明日美 イメージ写真/PIXTA