<片岡凜>「虎に翼」の“美佐江”が日曜劇場で医大生に これまでにない明るい役?「違った私を見ていただきたい」
今回初めて「日曜劇場」枠のドラマに出演する片岡さん。印象に残っているドラマは、「半沢直樹」だといい、「すごく歴史的な枠だなっていう印象があって。両親がよく、私が小さいときに見ていた枠だったのでそこに出演させていただけるということで、すごく光栄だなっていう気持ちです」と語る。
デビュー作の「石子と羽男~」と同じ制作陣の作品に出演することについては、「『石子と羽男~』が、ほぼ初めてのせりふがあるお芝居だったんですけれど、泣いたお芝居をしたときに、すごく楽しいなっていう感覚がずっと体の中に強く残っていたのを覚えています。今回、またご一緒させていただけるということで、とてもうれしかったのと、当時よりもっと成長した姿をお見せできたらなと思いました」と力を込める。
◇「明るく、常にあっけらかんとしていていいよ」と新井Pからアドバイスも
「海に眠るダイヤモンド」の脚本を読んで、「ものすごく壮大なお話だなっていう印象でした。キャストもそうですし、スケールが大きいので、これを映像化するのかとわくわく、楽しみだなってっていう気持ちでした」と語る。
演じる千景に対しては、「新井さんと現場でお会いしたときに、千景の役は『明るく、常にあっけらかんとしていていいよ』と話されていて。千景は、『こう生きなさい』と母(美保純さん)に固められてる感じなのかなって思ってたんですけど、現場に行ったら意外とそうでもなくて、もっとホワーンとあんまり悩みすぎない感じで、そんなに暗くならず、もっと明るくていいんだなっていう印象に変わりました」と現場で変化していった。
とはいえ、千景はただの世間知らずのお金持ちのお嬢さんではなく、現役合格した医大生でありながら、寂しさからか親からの束縛から逃れたいためか、ホストクラブに400万円もつぎ込んでしまうという“一筋縄ではいかない”人物。片岡さんは、ホストクラブには実際に行ったことはないといい、「未知の世界なので、多少調べたりしましたし、そういうところに行く女性は、満たされたいとか、心の穴を埋めたいとかそういう気持ちがあるのかなっていうのは想像していました」と話す。