<片岡凜>「虎に翼」の“美佐江”が日曜劇場で医大生に これまでにない明るい役?「違った私を見ていただきたい」
俳優の片岡凜さんが、神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)で、いづみ(宮本信子さん)の孫娘で医学部に現役合格した千景を演じている。片岡さんは、9月まで放送されていたNHK連続テレビ小説「虎に翼」での“サイコパス”美佐江や、放送中のフジテレビ系“月9”ドラマ「嘘解きレトリック」での「人形屋敷」に住む品子役でミステリアスな魅力を発揮し、鮮烈な印象を残してきた。今作での千景は「明るい役」だというが、一癖ありそうなキャラクターだ。今作について、また俳優の仕事について、片岡さんに聞いた。(前後編の前編) 【写真特集】“美佐江”片岡凜がいづみの孫娘に!? 今度は医学部現役合格の才女 どっちにしても頭良い?
◇「石子と羽男」でドラマデビュー 同じ制作陣「成長した姿をお見せできたら」
ドラマは、明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県の端島(軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の物語。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」(同系)、映画「ラストマイル」チームが手がけている。
片岡さんは、2003年10月6日生まれ、群馬県出身の21歳。2021年春に開設したTikTokとインスタグラムに投稿した動画や写真が注目を浴び、同年末に芸能事務所「フラーム」に所属。新井さんがプロデューサー、塚原さんが演出を担当した同局系のドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」(2022年)でドラマデビューを果たした。
「海に眠るダイヤモンド」の第3話(11月10日放送)で片岡さんが演じる千景が初登場すると、SNSでは「片岡凜ちゃんの存在感すごいよなあ」「石羽で見つかって完全に新井さんのお眼鏡にかなったな!」と盛り上がったほか、千景がホスト狂いで400万円を“売り掛け金”(ツケ)としてホストクラブにつぎ込んでいたことが分かると、「美佐江、またダークサイドに……」といったコメントも見られた。