岡山県が子育てを考える有識者会議を開き、2025年度からの総合計画の素案を明らかにしました。 委員「プランを作るだけでなく、多くの人に知ってもらうことが大切」

岡山県子ども・子育て会議　総合計画の素案示す

　県が開いた会議には、子育て中の母親や自治体の職員ら15人の委員が参加しました。 　事務局が示した2025年度からの計画案には、男性の積極的な家事・子育てへの参画を促すことや、子どもたちが安心して意見が言える場を作っていくことなどが盛り込まれています。 　これに対して委員からは「子育て中の父親同士がつながれる場を設けてほしい」「プランを作るだけでなく多くの人に知ってもらうことが大切だ」といった意見などが出ていました。 （岡山県 子ども・福祉部／片山圭子 部長） 「親御さんの立場も含めて、妊娠出産結婚も含め、生まれてきた子どもがいかに健やかに育っていただくかを幅広く子どもの年齢層も捉えながらやっていく」 　県は今後、パブリックコメントを募って最終案を策定、2025年4月に施行する方針です。