二度見する機会も多い<フランス人男性の着こなし>。「年を重ねるごとに無難な服装になりがちなのに、彼らは…」
◆空気を入れ替える 「服はぎゅうぎゅうに詰め込まない」 私の周りのフランス人にワードローブについて聞くと、「厳選された10着」を持つのではなく、物持ちという人が多いです。 ある日に私が立ち寄ったお店の店員さんは、めずらしく自身のワードローブ作りにこだわりのある人でした。 ここに、彼女のアドバイスをご紹介します。 ・服を買うときは、時間をつくって必ず試着する ・ワードローブは、少量を心がけ、風通しをよくする ・着ない服は、潔く手放す
◆服の管理は心の状態 ほかにも、詰め込むと服の形が崩れてしまうことや、生地がすれて傷んでしまうことなどを教えてもらいました。 店頭のディスプレイをそのまま再現することは不可能ですが、服の管理は心の状態を表すとも言われています。 最近メンタルの調子が悪いな……というときこそ、ワードローブの整理をして空気を入れ替えるようにしたいですね。 ※本稿は、『主役はいつも“私自身” フランス人に学んだ「本当の感性」の磨き方』(大和出版)の一部を再編集したものです。
ロッコ
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