ドルフィンズ、今季2度目の同一カード2連勝 今季新加入・今村佳太がチーム最多19得点と躍動【バスケ・B1リーグ】
◇1日 りそなB1リーグ第9節 名古屋D88―80京都(ドルフィンズアリーナ) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)は今季新加入の今村佳太が5本の3点シュートを決めるなどチーム最多となる19得点と躍動し、西地区の京都を下した。30日に続く勝利で、10月の川崎戦以来となる今季2度目の同一カード2連勝。通算成績を8勝8敗の五分に戻した。 名古屋Dはボール保持者へのしつこい守備で序盤からリズムを作った。第1クオーター(Q)は今村の連続3点シュートで先手を取ると、主将の中東泰斗がスティールからシュートを決めるなど終始リードし、29―20で終えた。 第2Qは京都が序盤から得点を重ねて反転攻勢。点差を詰めるが、名古屋Dも中東、佐藤卓磨らの3点シュートで応戦。一時、45―44と詰め寄られたが、終了間際に得たフリースローをスコット・エサトンが2本とも沈めて、47―44で前半を折り返した。 勝負どころの第3Qも開始から粘り強い守備から流れを引き寄せた。エサトンが連続でシュートを決めてリードを広げると、今村らの体を張った守備で相手のショットクロック・バイオレーションを誘うなど相手に反撃の隙を与えず、68―60で最終の第4Qへ。 第4Qでも名古屋Dの勢いは衰えず。疲れの見えた相手に攻撃の手を緩めず今村の3点シュートや司令塔の斎藤拓実のジャンプシュートなどで着実に得点。守備の集中力も終盤まで切れず、最後は危なげなく勝ちきった。
中日スポーツ