男子日本代表、難敵・台湾代表を撃破で準決勝進出 戸上隼輔は2勝の活躍<パリ五輪卓球競技>
<パリ五輪卓球競技 日程:2024年7月27日~8月10日 場所:サウスパリアリーナ4> 【写真】早田を完封した孫頴莎(スンイーシャ・中国) 6日、パリ五輪卓球競技は大会11日目を迎え、男子団体準々決勝で日本代表がチャイニーズタイペイ代表と対戦した。 1番には、戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)ペアが出場。荘智淵(チュアンチーユエン)/高承睿(ガオチェンルイ)ペアをストレートで下し、日本が先制点を挙げる。 続く2番では、張本智和(智和企画)と林昀儒(リンユンジュ)のエース対決が実現。過去何度も対戦経験のある両者の戦いは、互いにゲームを奪い合うシーソーゲームとなり、勝負は最終第5ゲームまでもつれる展開に。 張本は第4ゲームを制した流れで勝ち切りたいところだったが、林昀儒の鋭い両ハンド攻撃に押され、6-11で敗北。チャイニーズタイペイが1マッチを取り返し、マッチカウント1-1となる。 3番では、戸上と高承睿が対戦。19歳ながら既に世界のトップレベルで活躍している高承睿だったが、この試合では戸上得意のフォアドライブが爆発。高承睿を寄せ付けない試合展開でストレート勝利を挙げ、日本がマッチカウント2-1で勝利に王手をかけた。 4番では、張本と荘智淵と対戦。43歳の大ベテランの荘智淵は、過去に張本から勝利を挙げている実力者だったが、試合は張本が第1ゲームを11-7で制すると、続く第2、第3ゲームも張本が連取。林昀儒との試合のショックを微塵も感じさせず、ゲームカウント3-0で張本が完勝を収め、日本がマッチカウント3-1で台湾に勝利を収めた。
パリ五輪男子団体準々決勝
<〇日本 3-1 チャイニーズタイペイ> 〇戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大)3-0 荘智淵(チュアンチーユエン)/高承睿(ガオチェンルイ) 11-7/11-5/11-9 張本智和(智和企画)2-3 林昀儒(リンユンジュ)〇 9-11/11-9/7-11/11-3/6-11 〇戸上隼輔(井村屋グループ)3-0 高承睿(ガオチェンルイ) 11-5/11-7/11-5 〇張本智和(智和企画)3-0 荘智淵(チュアンチーユエン) 11-7/11-8/11-9
ラリーズ編集部