そもそもひな祭りって何?桃の節句とはどういう意味?【専門家監修】
ひな祭りでみんなは何を食べた?
子どものいる家庭では、ひな祭りで実際に何を食べているのでしょうか。保護者のかたにアンケートで昨年のひな祭りの日に食べたものを聞いてみました(※1)。 最も多いのは、ちらし寿司(74%)、次いでひなあられ(61%)となっています。(複数回答)ちらし寿司は、ひな祭りの定番メニューといえそうですね。他にも、次のようなメニューでお祝いしたとの声も寄せられています。 ・我が家はお稲荷さんを作ります。(中学1年生・埼玉県) ・棒寿司と変わり稲荷(中学1年生・北海道) ・お赤飯、菜の花のおひたし(高校2年生・埼玉県) ・さくら餅(小学6年生・群馬県) お寿司はお祝い事の定番。ちらし寿司以外にも、棒寿司、稲荷寿司、手巻き寿司などバリエーションを考えるのもいいですね。菜の花やさくら餅など、春を感じられるメニューも、お祝い気分に花を添えてくれそうです。
まとめ & 実践 TIPS
慣れ親しんだひな祭りも、由来や歴史を知ると意外な発見もあるもの。今回ご紹介した食べ物の意味や、他のご家庭のメニューのアイデアを参考に、ひな祭りの日の食卓を考えるのもいいですね。お子さまの健やかな成長と幸せを願う楽しい時間をお過ごしください。 (出典) ※1 ひな祭りについてのアンケート 調査地域:全国 調査対象:小学生・中学生・高校生のお子さまをお持ちの保護者のかた 調査期間:2023年2月28日~2023年3月12日 調査手法:WEBアンケートによるベネッセ調べ 有効回答数:47名
プロフィール 中野洋平 島根県立大学 人間文化学部 准教授 長野県出身。専門は民俗学。特に地域に根ざした人々の生活から民俗信仰、民俗芸能を研究。