ショート動画を見て商品購入した経験は47%、企業が発信する公式ショート動画は「参考になる」と約41%が回答
印刷・集客支援のプラットフォームを運営するラクスルが実施した調査によると、ショート動画を見て商品購入やサービスの利用をしたことがある人は約半数を占めている。また、商品の購入やサービスの利用を検討する際に最も重視するものとして「ショート動画・YouTubeチャンネル等でのレビュー」と回答した人が20代を中心に一定数見られた。
ショート動画を見て商品購入・サービス利用をしたことがあるかを聞いたところ、「ショート動画を見て商品購入やサービス利用の経験がある」と回答した人は全体で約47%だった。年代別に見ると、20代は56.9%、30代は49.6%、40代は37.7%が「ある」と回答した。
商品を検討する際に、企業の発信する公式ショート動画はどの程度参考になるかを聞いたところ、「非常に参考になる」は16.5%、「参考になる」は40.9%、「あまり参考にならない」は30.2%、「全く参考にならない」が12.4%という結果だった。「非常に参考になる」「参考になる」の合計は57.4%となっている。
サービスの利用を検討する際に、企業の発信する公式ショート動画はどの程度参考になるかについては、「非常に参考になる」が14.5%、「参考になる」が42.2%、「あまり参考にならない」は31.3%、「全く参考にならない」が12.0%という結果だった。
「商品購入やサービスの利用を検討する際、最も重視するのはどれか」について聞いた結果、最も多かったのは「家族・友人など身近など身近な人の口コミ」で63.0%だった。「ショート動画・YouTubeチャンネル等でのレビュー」は全体の順位で6位だったが、20代においては「家族・友人など身近な人の口コミ」「口コミサイトやSNSでのテキストベースのレビュー」の次に多い3位となっている。
ショート動画を見て購入・サービス利用をした内容の年代別ランキングでは、女性が20代、30代、40代とも「化粧品類」が1位だったが、男性は20代の1位が「食品・飲料」、30代の1位は「趣味に関する商品/サービス」、40代の1位は「家電」となっている。
□ 調査概要 ・調査概要:商品購入やサービスの利用、就職、転職における情報収集先に関するアンケート ・調査方法:インターネット調査 ・調査期間:2024年10月8~9日 ・調査対象:全国、20~49歳の男女 ・調査回答数:1000人