13日豪州戦先発の侍ジャパン・井上温大、全米ドラ1野手を警戒「すごく手ごわい打者」
国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」で2連覇を狙う日本代表「侍ジャパン」は、13日にオーストラリアとの1次リーグB組初戦を迎える。11日はバンテリンドームで一部選手による練習を行い、同戦に先発する井上温大投手(23)=巨人=はマウンドで投球練習を行い「コンディションはバッチリ」とした。 【写真】全米ドラフト1位のトラビス・バザナ内野手 オーストラリア打線を想定し、打者役を立たせながら投球した左腕。警戒する打者に、7月に米大リーグのドラフト会議で全体1位でガーディアンズに指名されたオレゴン州立大のトラビス・バザナ内野手(22)の名前を挙げた。 プレー映像を確認した井上は「スイングも鋭いし、選球眼も良い。すごく手ごわい打者。広く攻めていかないと踏み込まれてしまうので、内角を有効に使っていきたい」と語った。井端監督は「スピード感がありそう」と盗塁にも警戒。1番での起用が見込まれる金の卵を徹底的に封じ、大会連覇へ向けて波に乗る。(浜浦日向)