まるで『ハリーポッター』! 世界も注目する、日本に開校した“超名門イギリス寄宿学校”ならではの魅力とは
3点目は、パストラルケア*を重要視しているという点です。寮生活では各生徒に生活をサポートしてくれるチューターがつきます。チューターはその生徒がどのような子で、どのようなケアが必要か、学校を楽しめているかなど24時間いつでもサポートをします。 *RSJでのパストラルケアとは、寮生活では24時間にわたってその子がどのようなケアが必要かを見て、その生徒のチューターが適切なケアをしていくことなどです。 東京近郊には多くのインターナショナルスクールがあり、多くはIBカリキュラムに沿った勉強を提供していますが、私たちはA Level*のカリキュラムを行っています。簡単ではないですが、A Levelを行うことでそれぞれの生徒の成長を促すような教育をし、そして各生徒の大学入学の準備をしていきたいと考えています。 *A Levelとは、General Certificate of Education Advanced Levelの訳で、イギリスの大学入学資格として認められる資格です。 ちなみに、学校名にもなっている「ラグビー」と聞くと、スポーツのラグビーを思い浮かべる方もいると思いますが、実は200年前にラグビーというスポーツは弊校で生まれました。そこで弊校の名前から、ラグビーという名前のスポーツになったのです。 ラグビーというスポーツは、ボールを持って走るというとても勇気のいることをすることで、既存のルールを壊し、子どもの想像力を越えて誕生しました。なので、私たちもそれぞれの生徒が既存のルールにとらわれずに得意なことを伸ばすような教育をしたいと考えています。
日本の中高一貫校にはない!? ラグビースクールが力を入れている教育
――日本の中高一貫校、難関進学校では、大学受験を見据えた教育に力を入れているところが多いですが、ラグビースクールのHPを拝見すると、芸術方面にもとても力を入れているように感じました。これは日本の中高一貫校にはない特徴だと感じましたが、なぜ芸術系科目にここまで力を入れているのでしょうか? 大学入学の準備も大切ですが、短期的な目的のためだけではなく、その先の人生を楽しむためには、アートが欠かせないと考えています。 例えば、私たちはダンススタジオを持っていますが、男女がともにダンスを学び、練習して発表をすることによって、社会に出たときに必要とされる、人との距離の取り方やチームワーク、表現力などを学べます。 また、アートを学ぶことで人生に感謝をしたり、自分はどのようなことが好きなのかを理解していくために、アート教育が大切だと考えています。