岸谷五朗・香の長男、蘭丸氏がメディア初登場 異例の経歴&豊富な海外経験で堂々と熱弁「日本の文化は変えない方がいい」
■海外生活で差別を受けた経験も
さらにアジア人として感じたこととしては「向こうの大学にいると、白人や黒人の アメリカンフットボール部がカーストでトップ。そこから徐々に人権がなくなっていく感じはあり、これは本当に体感だが、アジア人は大体が低いところにいる。彼らにもリベラルが存在していて、人権や平等という意識はものすごいが、こっちから『俺等も人間だよ』と言ってあげないと思い出せないような感じ」とも語った。 また日本におけるジェンダー、ダイバーシティに関しても言及した。「日本で発達しないのは、必要がないからだと思っている。日本には日本人しかいなくて、そこでうまくやってきた。アメリカから発信したリベラルは、結局いろいろな人種がそこに来て、戦い合って、『お互いを認めようね』という取扱説明書が必要になった。日本は日本人しかいないから、取扱説明書がいらない。好きな格好をしていていいし、好きなもの食べていていい。必要がないから発展しないだけで、無理矢理に変なリベラルを導入するのは違う。日本の文化で変えた方がいいところは、パッと思いつかない」。日本らしさ、日本のよさを熱弁した後、あえて課題を挙げた蘭丸氏は「あまり愛国心がないことぐらい。文句を言われたら『うるせえ、黙れ』というぐらいのメンタルが、日本人にないもの」と述べていた。 (『ABEMA Prime』より)
ABEMA TIMES編集部